そこで、私は大学生の夏休みを利用して、ワキガの手術を受けることを決意しました。
千葉県内の大学に通っていたので、その近くにある病院で手術をお願いしました。
病院ではワキガ手術の方法や後遺症、術後の過ごし方などのアドバイスをうけました。
担当の医師や看護師さんが、私の臭いのことを馬鹿にせずに、真摯に対応してくれたのが嬉しかったです。
ちなみに、私が受けた術式は剪除法です。
この方法は、皮弁法とも呼ばれているそうです。
剪除法は保険適用となるため、費用が安くなるということでした。
私は学生なので、お金がありません。
保険適用の手術ならばなんとかアルバイトで貯めた貯金で賄えると判断できたので、この手術を受ける決意ができました。
手術当日は非常に緊張しました。
実をいうと、前日から不安で眠れなかったのです。
ドキドキしながら手術室へ向かいました。